嫁いだつもりはありません!めりこの婚活・結婚備忘録

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6,500円を用意しお店の方を呼んでお会計を終えた私たちは、どちらからともなく立ち上がり、お店を出ることにしました。
入店時とは違い、眞人さんが先導し退店します。

お店の方々の威勢の良い「ありがとうございました!」という挨拶を聞きながら、「ご馳走様でした。」とお礼を言って足早にお店を出ました。

お店を出たところで、眞人さんが立ち止まったので、私も立ち止まり、眞人さんに今日のお礼を伝えます。
「今日はお忙しいところありがとうございました。楽しかったです。」
「こちらこそありがとうございました。気をつけて帰ってください。」

眞人さんはそう言うと、
「自分こっちなんで失礼します。」と繁華街の方向を指差して、笑顔で去っていきました。

いつもは、夜でももう少し時間が早かったり、昼間だったりするため、この後どうするのかという微妙な時間があるので、退店してすぐに解散することはありません。

今回はもともと2軒目くらいの時間からのスタートだったので、居酒屋を出たら解散なのは至極当然のことなのですが、それでもこの展開の速さには少し驚いてしまいました。

若干戸惑いつつも、眞人さんを笑顔で見送り、眞人さんの姿が見えなくなったので私も帰ることにしました。

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私が思考をめぐらせているうちに、会計伝票が来ました。
気になるお会計は……… 6,500円!
やはり、眞人さんの1人2,000円を大きく上回る金額でした。

3,000円は出すとして、500円は眞人さんのドリンク分だしなあ、と思いながら、テーブルに3,250円置きます。

すると、眞人さんが「3,000円でいいですよ。」と言いました。

「そうですよね!眞人さんのほうが多く飲んでいるので500円はその分ですよね!」
と言えるわけもなく、「え?申し訳ないです。大丈夫ですか?」と謙虚なふりをします。

「いいいですよ。500円くらい。」
「すみません。ありがとうございます。」


いやいやいやいや、その500円は、おまえが多く飲んだ分だから、当然おまえが支払え!

なんなら、料理も多少男のおまえのほうが多く食べたし、アプリ上で「男性が全て支払う」としているのだから、おまえが支払えよ!

心の中は、発した言葉とは裏腹に荒れ果てていました。

会計が6,000円ではなくて良かったです。
もし6,000円だったら、3,000円ずつとなり、私が眞人さんの飲み物代を負担することになっていたでしょう。

そうなっていたら、もっとイライラしてしまっていたと思います。


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1人2,000円…??

1人◯円と言うことは、眞人さんは割り勘するつもりなのでしょう。

支払うのは構いませんが、それならアプリの初回デート費用の項目で「男性が全て支払う」を選択しないでほしかったと思います。
登録から時間が経ち、そんな項目があったことすら覚えていないのかもしれません。
けれども、この項目に限りませんが、会ったときにプロフィールと異なる部分があった場合騙されたと感じてしまうので、人として信用できなくなってしまいます。

それから、割り勘よりも驚いたのが、眞人さんが1人2,000円で済むと思っていることでした

ドリンクに関しては、眞人さん3杯、私2杯の計5杯注文しています。
飲み物1杯500円として、お通しも考えると、それだけで1人2,000円弱です。
だから、料理を含めたら1人3,000円程度でしょう。
眞人さんがどのような計算で1人2,000円と考えたのか、不思議に思いました。

そして、眞人さんのほうが飲み物を1杯多く飲んでいますし、もっと言えば料理も多く食べています。
料理については証拠もないので諦めますが、飲み物については、完全な割り勘だと私は眞人さんの飲んだ分を負担することになります。

私はケチなので、たとえ少額だとしても人の飲んだ分を支払うのは嫌だと感じる性格です。
というより、多く飲んでいるのに完全な割り勘を提示してくるその思いやり・配慮のなさが、私とは合わないと思ってしまうのです。


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