嫁いだつもりはありません!めりこの婚活・結婚備忘録

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眞人さんに対して腹を立ててしまいましたが、まだ会ったばかりです。
美容院のことは一旦忘れて、この食事を楽しもう、そう気を取り直しました

そこへ、お店の方がドリンクのオーダーを取りに来たので、眞人さんはビール、私は緑茶ハイを注文します。
食事はドリンクが来てから注文することにしました。

ドリンクが運ばれ、2人で「お疲れ様です」と乾杯をします
私は少し飲んだだけでグラスを机に置いてしまいましたが、眞人さんはジョッキの半分以上を飲み干し、満足そうにしていました。
お酒が好きな人にとっては、金曜日のビールなんて最高なんでしょうね
居酒屋は気乗りしませんでしたが、眞人さんが喜んでいるならまあいいかと思えたのでした。

一息ついたところで、
「食事注文しますか?」と尋ねると、眞人さんが「そうですね!頼みましょう!」と言ってメニューを広げて私に見やすいように置いてくれました。
メニューには、美味しそうな料理がたくさん並んでいます。

どれがいいかなあと考えていると、眞人さんは
「めりこさんは何がいいですか?」「これどうですか?」と私の意向を確認してくれました。
以前、食事を全て勝手に決めた方がいたので、眞人さんの優しさが嬉しかったです。

結局、2人で相談して、5品ほど頼むことにしました。


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え?????
私に会う前に、美容院に行ってきた?
待ち合わせ時間を遅らせて私を待たせておいて?


正直、理解ができませんでした
当初の待ち合わせ時間がそもそも遅くそれをさらに遅くされているのに、その理由が仕事ではなく美容院だったということに、納得できなかったのです。
美容院なんて個人的な用事を済ませるくらいなら、もっと早く会えたのにと思ったのです。

今考えれば、眞人さんは、私と会うのに髪型を整えたいと思って、会う前に美容院に行ってくれたのかもしれません。
人によっては、デート前に美容院に行くのはよくあることという方もいらっしゃるでしょう。

しかし、私はこのときはそこまで考えが及びませんでした。
私との約束より個人的な用事を優先されたということに、腹が立って仕方なかったのです。


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低めの声で話しかけてきたこの男性こそが、眞人さんでした
やっと対面することができ、一安心です(*´Д`*)

お互いに挨拶をし、予約時間なのでお店の中に入ることにしました。

私の名前で予約してあるので、私が先導してお店に入り、お店の方に名前を伝えます。
アプリの登録名は "めりこ" のため、眞人さんは私の下の名前しか知りません。
めりこを本名と思っているかも分かりませんが、名字を知られてしまうと本名の氏名全てが知られることになるので、できれば眞人さんには名字を聞かれたくありませんでした。
そのため、お店の方にギリギリ聞こえるくらいの小さな声で名前を伝えたのですが、眞人さんに聞かれてしまったかもしれません…。
アプリではく、電話をして適当な名前で予約すれば良かったと後悔しました

お店の方に個室の席に案内され、眞人さんに奥に座るように促していただいたので、私が先に奥に座り、眞人さんが手前に座ります。
荷物を置いて落ち着いたところで、眞人さんから驚きの言葉が飛び出しました。

「俺、さっき美容院行ってきたんですよ〜!だから髪が顔についてそうで…」 


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