嫁いだつもりはありません!めりこの婚活・結婚備忘録

2020年11月

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私は、自分の名字がとても好きでした。

私の名字は、全国で数百人しかいない、そこそこ珍しいものです。
しかし、使う漢字は小学校で習うレベルなので、読み方が難しいということもありません。

さらに、私の名字は別の漢字を使うほうが一般的で、それだと全国に1万人ほどいるものでした。
例えば、「ますだ」という名字だったら、「増田」が一般的で、私は「枡田」や「益田」ということです。

そんな名字ですから、学校や会社で、漢字まで同じ名字の人に出会ったことはほんの数回しかありません。
一般的なほうの漢字でも、同学年にはおらず学校全体にいるかどうかのレベルで、会社でも同じ部署の中でかぶったことはありませんでした。

また、珍しさだけでなく、漢字の意味や、読みの響きも好きで、自分のアイデンティティの1つとなっていました。

一方、夫の名字は、ありふれたもので、特別感は皆無でした。
会社でかぶることもあり得る名字です。

自分の名字が好きだからが70%、夫の名字が嫌だからが30%くらいで、私は自分の名字を変えたくはありませんでした。


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結婚にあたり、私が確実に失ったものが1つあります。

それは、私の慣れ親しんだ、名字 です。

現在、日本では選択的夫婦別姓は認められておらず、民法によりどちらかの名字に統一することが求められています。

民法第750条
夫婦は、婚姻の際に定めるところに従い、夫又は妻の氏を称する。


そして、ほとんどのカップルは、男性側の名字に統一します。
特に男性の名字を名乗ると決まっているわけではなく、どちらかの名字を名乗ればいいのに、です。

かくいう私も、この風潮に屈することができず、相手の名字に改姓せざるを得ませんでした。
私は、私の名字を名乗ることを、結婚と引き換えに諦めたのです。


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はじめまして(*'-'*)
めりこ と申します。

私は以前、婚活をテーマにしたブログを書いていました。

そのブログについては、追々書いていきたいと思いますが、
昨年から仕事が非常に忙しくなった関係で、ブログの更新は1年以上止まってしまっています。

今回、結婚したことを契機に別のブログを立ち上げようと思い、このブログを開設しました。

長くて辛かった婚活を終えて結婚することができ、大好きな夫と、幸せな毎日を送っています。

しかし、私はもともと、古い価値観でいう“女性”というものには、ほど遠い人間であります。
(古い価値観でいう“女性”とは、簡単に言うと、家庭的で控えめで、男性を立てるような人のことです)

そのため、今の結婚生活において、生きづらくてたまらないときがあるのも事実です。

そんな日々を、少しずつ発信していけたらと思います。

主なテーマは“結婚”ですが、思い付きで全く関係のない話題も入ってくる可能性がございますので、ご了承ください。

100%自己満足のブログですが、もしよろしければ、お付き合いいただけますと幸いです。
これから、よろしくお願いします。

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