嫁いだつもりはありません!めりこの婚活・結婚備忘録

2021年06月

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数ヶ月間色々な可能性を考えてきましたが、どれも不発に終わった私は、会社関係で彼氏を探すのは無理だと思うようになりました

言ってみれば、社会人となったこの数ヶ月が出会いのピークだったわけです。
もちろん、今後も新しい出会いはあるでしょう。
しかし、それはこの数ヶ月の出会いの数と比べたら、非常に少ないことが予測できました。

この数ヶ月たくさんの出会いがあった中でうまくいかなかった私が、数少ない出会いの中でうまくいく可能性はあるのでしょうか?
恋愛は、必ずしも ”数打ちゃ当たる” という話ではないのは分かっています。
ですが私は、出会いの数は少ないより多いほうがいいと考えていたので、いつになるか分からない数少ない出会いを待つのは、賢明ではないと思いました。

会社関係で彼氏を探すのを諦めるとすると、探すべきは会社外です。
飲み会を除いて、今までの生活では、会社外の人と知り合う機会はありませんでした。

そのため、会社外の人と知り合うには、自分から積極的に出会いの場を作る必要があります。

そこで私は、22歳、社会人1年目の夏に、婚活をスタートさせたのでした。

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とはいえ、実際、研修をきっかけとした同期どうしのカップルは多数誕生しました
そのうちのいくつかのカップルは、結婚までたどり着いているので、あながち私が期待をしたのも間違いではなかったと思います

そして、他にも、出会いの場を増やすべく、
私は同期や先輩に誘われるがまま色々な飲み会に参加していました。
他部署の人と顔見知りになったり、時には社外の人と名刺交換をしたりしたことで、人脈は広がったと思います。

けれども、1回3000~5000円と出費がかさむ割に、思うような出会いはありませんでした。

飲み会は、合コンではありません。
20代から60代まで様々な人が来るため、そもそも自分の恋愛対象となる参加者は少ないことが多く、またいたとしても席が遠かったり仕事の話で持ち切りになったりしてしまうため、仲良くなることが難しかったのです。

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私は、ずるい人間です。
働き出して彼と遠距離恋愛になってから、私は彼氏がいる身でありながら、会社内で出会いを探していました。

同期、同僚、先輩、上司、様々な人と知り合っていく中で、社内恋愛の可能性を期待していたのです。

ですが、それは甘い幻想でした。

まず、配属された40人程度の部署には、20代が私を除いて2人しかいませんでした。
それも1人は女性で、もう1人は彼女がいる男性。
30代前半も数人いましたが、みな既婚で、恋愛対象にはなりえませんでした。

それから、私が最も期待していたのは、同期でした。
どこの会社も似たようなものだと思いますが、私の会社の場合、入社してから数ヶ月の間に何度か実施される新人研修で同期どうしの仲が深まっていきます。

私は、グループワークや研修後の飲み会等を通じて色々な人と話し仲良くなったのですが、好きな人はできず、誰かと恋愛関係に発展しそうな関係性を築くこともできませんでした。

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私たちは、私の就職を契機に別れておくべきだったと思います。

なあなあな形で続けてしまった交際は、月に1回、私が彼のもとへ会いに行く形で継続していました。

交通費や宿泊代などの出費に加え、慣れない仕事で疲れている中、長距離を移動し土日をフル活用して会うことによる更なる疲労感は、私の負担となっていきました。

この負担も、私たちの交際に将来があるのであれば、喜んで引き受けたでしょう。

けれども、私たちの交際に、将来はありませんでした。
彼も私も、数ヶ月後もしくは数年後に、今の生活を捨てて相手のもとへ行く未来は、描けないままでした。

私は、早く結婚して家庭を持ちたい。
それなのに、将来が描けない相手と交際し続けることに、意味があるのだろうか?
時間とお金を使って遠距離恋愛を続けるのは、無駄ではないだろうか?


彼と話し合い、遠距離恋愛になってから数ヶ月後、私たちは、円満に別れることになりました。
彼のことは、別れる時まで大好きでした。

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大学を卒業して働き出した頃、私には彼氏がいました。
大学4年生になったばかりの頃出会った、同じ県に住む5歳年上の社会人男性でした。

私は、実家から離れた大学に進学し、地元に戻って就職したため、私たちの交際は私の就職と共に必然的に遠距離恋愛となったのです

もちろん、就職が決まった夏の時点で、遠距離恋愛となることは分かっていました。

ですが、そのときは交際が順調だったため、彼と相談し、
今は将来のことを考えずに、私の大学卒業までは付き合い続けたいということで合意したのです。

そして、大学卒業が迫った1月あたりから、私が地元に戻るタイミングで別れる方向で話が進んでいました。
しかし、いざ別れが目前に迫ると、大好きなのに別れることが辛く苦しくて、結局別れられないまま遠距離恋愛に突入したのでした。


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