夫が家事をやることを褒められて、腹が立つ理由…

それは、「偉い」という発言が、
家事は女性がやるもの、という前提に立っているからです。 

家事は、本来どっちがやってもいいのです。

生まれた時から、女性にだけ家事をやる能力が備わっているわけではありません。

家庭ごとにどの程度子どもに家事をやらせるかで能力に差は出てくるでしょうし、女の子ばかりに手伝わせ男の子には手伝わせない方針であれば家事能力に男女差が出てきてしまうところではありますが、
それでも全員、義務教育で家庭科を習うので、全員が料理や裁縫などについてはある一定レベル(低いレベルかとは思いますが。)までは到達しているはずなのです。

ただ、男子は技術、女子は家庭科と習う教科が分けられていた時代もあったので、その時代の男性は家事に馴染みがなくても仕方がないのかもしれません。

ですが、大学に入れば一人暮らしを経験する人も多く、そうなると、生きていくために否応なく最低限の家事は自分でやることになります。

だから、誰だってやろうと思えば、家事をすることができるはずなんです。
そこに、男女差はないのです。