嫁いだつもりはありません!めりこの婚活・結婚備忘録

タグ:事実婚

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ほとんどのカップルが法律婚する中、事実婚するとなった場合、私は3つの点に不安を覚えました。

まず、事実婚における2人の関係の不安定さです。

入籍しないので、私と夫は、戸籍上です。
事実婚の場合、住民票の同居人の続柄に夫or妻(未届)と記載したり、公正証書を作ったりすることによって、関係を公的に証明することはできます。
しかし、公正証書においては手間や費用がかかる上、これらで法律婚と全く同等の効力が生じるかというと、違うでしょう。場合によっては配偶者として認められないため、相続や税金の控除などで不利益を被ることもあります。

それから、事実婚が稀な中で、自分の立ち振る舞い方や、周りからどう見られるかも気になりました。

「結婚しています」と言ってよいのか。結婚指輪をしてもよいのか。
法律婚であれば当たり前のことも、事実婚では躊躇ってしまうことが予想されました。
そして、それらをしたとして、周りの人がどう思うのか。
「入籍していないのに結婚しているなんておかしい!」「なんで結婚していないのに指輪をしているの?」「入籍できない事情はなんなんだろう?」
これらを口に出して言う人は少ないと思いますが、やはりマイノリティである以上、好奇の目で見られ、攻撃の対象になってしまうことは避けられないでしょう。

そして、なにより1番の問題は、両親でした。


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名字を変えたくない私には、“事実婚”という選択肢もありました。

外国では、事実婚と法律婚が同じくらいの割合のところもあると聞いたことがあります。

しかし、日本では、結婚といえば法律婚(入籍する)が一般的です。
私の周りにも、事実婚のカップルは1組もいません。

皆、結婚するといったら、入籍しています。

同棲している知人もいますが、それはただの同棲です。
交際の延長だったり、法律婚を見据えていたりで同棲しているのであって、法律婚を避けて事実婚状態にあるわけではないのです。


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