嫁いだつもりはありません!めりこの婚活・結婚備忘録

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続いて、眞人さんと同じくアプリ「with」で出会った司(つかさ)さんの話を紹介します。

◉プロフィール
年齢:26歳(3歳年上)
身長:178cm
体型:細身
職業:公務員

私は、アプリで男性を探すときに、検索条件として、
①身長165cm以上 ②土日休み ③タバコを吸わない の3つを特に重視していました。

司さんは、この条件に当てはまるらしく毎度検索結果に出てきてはいたのですが、司さんのプロフィール画像から地雷臭がしたので、いいねはしていませんでした。

私が地雷臭を感じた司さんのプロフィール画像、どんなものだったかと言いますと…
司さんが木の下に座っていて、もの思いにふけっているように上を見上げている画像です。

確実に自撮りではないこの画像をどうやって誰が撮影したのか気になる上、この画像をプロフィール画像に選ぶそのセンスに疑問を持ったのでした。

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その後、私の送ったメッセージに眞人さんから返信が来ることはありませんでした
私たちの関係は、これで終了したのです。

今回は、眞人さんにも私にも大きな落ち度やミス、相手を不快にさせる言動はなかったと思います。
だからただ単に、どちらも相手にもう一度会いたいという感情が生まれず追いかけなかった結果なのでしょう。

眞人さんは、婚活で出会った男性の中では、非常にまともで常識があり、いい意味で普通の方でした。
お会計に気になる部分もありましたが、総じて楽しい時間を過ごせたと感じています。
ですが、恋愛対象として見たときに、恋愛感情は生まれそうにありませんでした。
眞人さんのどこが悪いとかそういう話ではなく、相性の問題です。
私たちは、合わなかったのだと思います。

今回は、貴重な2時間と3,000円を費やした初対面でありました。
眞人さんとの関係が、2回目、3回目と続いていたら損したとは思わなかったでしょうが、結果論として1回で終わる人にかけるコストにしては高かったと反省しています。
やはり、初めてお会いするときは、1人1,000円程度の食事にしようと誓ったのでした。


眞人さんの話は以上です。
全24話、お付き合いくださりありがとうございました。

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眞人さんと別れ帰宅した私は、眞人さんにメッセージを送ります。
「帰宅しました!今日はありがとうございました!」

すると、すぐに眞人さんから「こちらこそありがとうございました。無事帰宅されたようで良かったです。」と返事が来ました。


もし “次” があったなら、食事後の解散のタイミングか、このお礼のメッセージのタイミングで、「また会いたい」とか「次は〇〇したい」というような意思表示があるでしょう。
直接そのような意思表示がしにくかったり、相手の出方を待っていたりした場合でも、相手が返信しやすいようなメッセージにして、やり取りを終わらせないようにすると思います。

けれども眞人さんのメッセージには、そんな意思表示も、やり取りを続ける工夫もなかったのでした。

そんな状況ですが、返事をしないのも気が引けたので、食事の際に眞人さんが近日中に実家に帰る話をしていたことから、「帰省楽しんでくださいね。」とだけ送ることにしました。

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6,500円を用意しお店の方を呼んでお会計を終えた私たちは、どちらからともなく立ち上がり、お店を出ることにしました。
入店時とは違い、眞人さんが先導し退店します。

お店の方々の威勢の良い「ありがとうございました!」という挨拶を聞きながら、「ご馳走様でした。」とお礼を言って足早にお店を出ました。

お店を出たところで、眞人さんが立ち止まったので、私も立ち止まり、眞人さんに今日のお礼を伝えます。
「今日はお忙しいところありがとうございました。楽しかったです。」
「こちらこそありがとうございました。気をつけて帰ってください。」

眞人さんはそう言うと、
「自分こっちなんで失礼します。」と繁華街の方向を指差して、笑顔で去っていきました。

いつもは、夜でももう少し時間が早かったり、昼間だったりするため、この後どうするのかという微妙な時間があるので、退店してすぐに解散することはありません。

今回はもともと2軒目くらいの時間からのスタートだったので、居酒屋を出たら解散なのは至極当然のことなのですが、それでもこの展開の速さには少し驚いてしまいました。

若干戸惑いつつも、眞人さんを笑顔で見送り、眞人さんの姿が見えなくなったので私も帰ることにしました。

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私が思考をめぐらせているうちに、会計伝票が来ました。
気になるお会計は……… 6,500円!
やはり、眞人さんの1人2,000円を大きく上回る金額でした。

3,000円は出すとして、500円は眞人さんのドリンク分だしなあ、と思いながら、テーブルに3,250円置きます。

すると、眞人さんが「3,000円でいいですよ。」と言いました。

「そうですよね!眞人さんのほうが多く飲んでいるので500円はその分ですよね!」
と言えるわけもなく、「え?申し訳ないです。大丈夫ですか?」と謙虚なふりをします。

「いいいですよ。500円くらい。」
「すみません。ありがとうございます。」


いやいやいやいや、その500円は、おまえが多く飲んだ分だから、当然おまえが支払え!

なんなら、料理も多少男のおまえのほうが多く食べたし、アプリ上で「男性が全て支払う」としているのだから、おまえが支払えよ!

心の中は、発した言葉とは裏腹に荒れ果てていました。

会計が6,000円ではなくて良かったです。
もし6,000円だったら、3,000円ずつとなり、私が眞人さんの飲み物代を負担することになっていたでしょう。

そうなっていたら、もっとイライラしてしまっていたと思います。


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