嫁いだつもりはありません!めりこの婚活・結婚備忘録

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え?????
私に会う前に、美容院に行ってきた?
待ち合わせ時間を遅らせて私を待たせておいて?


正直、理解ができませんでした
当初の待ち合わせ時間がそもそも遅くそれをさらに遅くされているのに、その理由が仕事ではなく美容院だったということに、納得できなかったのです。
美容院なんて個人的な用事を済ませるくらいなら、もっと早く会えたのにと思ったのです。

今考えれば、眞人さんは、私と会うのに髪型を整えたいと思って、会う前に美容院に行ってくれたのかもしれません。
人によっては、デート前に美容院に行くのはよくあることという方もいらっしゃるでしょう。

しかし、私はこのときはそこまで考えが及びませんでした。
私との約束より個人的な用事を優先されたということに、腹が立って仕方なかったのです。


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低めの声で話しかけてきたこの男性こそが、眞人さんでした
やっと対面することができ、一安心です(*´Д`*)

お互いに挨拶をし、予約時間なのでお店の中に入ることにしました。

私の名前で予約してあるので、私が先導してお店に入り、お店の方に名前を伝えます。
アプリの登録名は "めりこ" のため、眞人さんは私の下の名前しか知りません。
めりこを本名と思っているかも分かりませんが、名字を知られてしまうと本名の氏名全てが知られることになるので、できれば眞人さんには名字を聞かれたくありませんでした。
そのため、お店の方にギリギリ聞こえるくらいの小さな声で名前を伝えたのですが、眞人さんに聞かれてしまったかもしれません…。
アプリではく、電話をして適当な名前で予約すれば良かったと後悔しました

お店の方に個室の席に案内され、眞人さんに奥に座るように促していただいたので、私が先に奥に座り、眞人さんが手前に座ります。
荷物を置いて落ち着いたところで、眞人さんから驚きの言葉が飛び出しました。

「俺、さっき美容院行ってきたんですよ〜!だから髪が顔についてそうで…」 


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待ち合わせ場所に着いてから5分以上経過し、あと数分で20時になるというとき、眞人さんから「もうすぐ着きます!」というメッセージが届きました

もうすぐ着くなら返信はしなくてもいいかと思い、私はスマートフォンをポケットにしまい、眞人さんらしき人が近づいて来ないか、周りを確認することにしました。

しかしもう20時なので、街灯があるとはいっても、なかなか昼間ほど鮮明には見えません。
私に近づいてくる人のうち、若くがっちり見える男性が目に留まる度、眞人さんかもしれないとドキドキし、通り過ぎて行くと少しほっとするということを繰り返していました。

この微妙な待ち時間、非常につらいです
来るなら早く来てくれ…。そう願っていると、1人の男性が近づいてきました。

「めりこさんですか?」 


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何度経験していても、アプリで出会った方と初めて会う時は本当に緊張します
もちろん期待もありますが、それよりも、どんな人が来るんだろうという不安の方がはるかに大きいのです。

初対面を目前にして、私が心配なのは次の3つでした。

まず1つは、プロフィール写真と違う人が来ること。

・写真が詐欺レベル(加工など)で実物とかけ離れている。
・昔の写真を使っていて体型や毛量が残念なほうに変化している。

写真と実物、多少の違いはあるでしょう。
しかし、著しく違う場合は、騙そうとする悪意を感じ、その人自身に疑念を抱いてしまいます。

それから2つ目は、やばい人が来ること。

・ヨレヨレの服を着ていたり、体臭がきつかったり、フケだらけだったり、明らかに不清潔である。
・刺青だらけなどどう見ても堅気ではない。

そして3つ目は、犯罪者(犯罪目的の人)が来ること。

・快楽殺人犯で、待ち合わせ場所にいる私目掛けて包丁を持って突進してくる。
・仲間と複数人で待ち合わせ場所に現れて私を囲んで連れ去る。


もちろん、眞人さんについては、アプリのやり取りを通して多少は信頼しています。
けれども残念ながら、オンラインのやり取りでは、その気さえあればいくらでも騙すことかできます。
身分証を運営側に提出しているとはいっても、オンラインである以上、自分を偽ることは容易いのです。


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私は、アプリで知り合った方と初めて会う時は、話しかけられるのを待つ派です
この人かなあ?合っているかなあ?と思いながら「◯◯さんですか?」と話しかけるのは、非常に勇気が要る行為のためできるだけやりたくないので、基本的には話しかけられるのを待てるように先に待ち合わせ場所に着くようにしています。

今回も、眞人さんより先に待ち合わせ場所に着いたので、眞人さんから話しかけられるのを待つことができそうでした。

待ち合わせ場所に着いてすぐ、眞人さんに「お店の前に着きました!」とメッセージを送ります。

そして、会った時にすぐに分かるように、念のため眞人さんのアプリのプロフィール写真を再確認しておきました。

さて、眞人さんとの初対面が近づいています
私は、期待と不安で落ち着かない中、さらに心拍数が上がっていくのを感じました。


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